周南の徳山動物園(周南市徳山)に4月26日、国内最大級となる新ゾウ舎がオープンした。
新ゾウ舎は、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は約1200平方メートル。2階から観覧することもできる屋内飼育場には、ゾウの足への負担を軽くするため、深さ1メートルの砂が敷き詰められている。スリランカゾウの雄ミリンダ(10歳)と雌のナマリー(11歳)の繁殖を想定し産室を備えるほか、外にはおよそ1200平方メートルの屋外飼育場を設け、群れ飼育を目指す。
式典の後、同施設を公開。駆け付けた多くの家族連れや園児らは、干し草を食べたり、じゃれ合ったり、あちこち動き回るゾウの姿を見て歓声を上げた。
九州から来園した児童は「ゾウを見るのは初めて。思っていたより『超ビックサイズ』だった」と喜んだ。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=600円、学生=300円。火曜休園。