西京銀行が12月3日、JR徳山駅南口近くの「徳機駐車場」向かいで新本社ビル「TOKUYAMA TERRACE(徳山テラス)」(周南市住崎町2)の地鎮祭を行った。
現本社ビル(周南市平和通)の老朽化に伴い新設する同ビル。設計監理は「三菱地所設計」(東京都千代田区)、施工は「日本国土開発」(東京都港区)が担当する。2026年6月に完成予定で、8月の営業開始を目指す。
地上5階建ての新本社ビルは、敷地面積約4,800平方メートル、延べ床面積は約7,000平方メートル。1階には、最大800人が一度に利用できるコンベンションホール、フレンチレストランを併設する。同銀行本店営業部は移転せず、現本社ビル1階で営業を行う予定。
この日の地鎮祭には、松岡健西京銀行頭取をはじめ、建設関係者など約30人が出席。建設工事の安全を祈願した。
松岡頭取は「徳山テラスという名称は、海を一望できるテラスをイメージして名付けた。徳山駅周辺の施設とも連携し、新たなランドマークとして南口エリアの再開発やにぎわい創出の起爆剤になれば」と期待を寄せる。