久保中学校生徒が12月27日、製作した新年の大絵馬を降松神社(くだまつじんじゃ)(下松市河内)に奉納した。
同神社で初めての試みとなる大絵馬。宮司の神足篤彦さんの依頼を受け、久保中学校総合文化創造部の1年生8人が約1カ月半をかけて完成させた。
絵馬の大きさは高さ1.6メートル、幅約2.5メートル。来年の干支(えと)「巳(み)」である白ヘビを中心に、赤と白のボタンや扇型の背景をあしらい、「家内安全」「交通安全」「学業成就」「開運招福」などの願いを書き添えた。
この日行われた奉納式には、生徒や関係者が参列した。神足宮司は「迫力ある絵馬が完成し感動している。それぞれの願いが成就するよう祈ってもらえたら」と話す。製作に携わった生徒の一人は「ヘビの鋭いまなざしやウロコ、ボタンの花のグラデーションにこだわった。一生懸命作ったので、この絵馬を見て元気に頑張ってもらいたい」と話す。