周南市徳山のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで11月17日、手作り雑貨販売イベント「mizutama（みずたま）」が開催される。

開場を待つ来場者たち（過去開催の様子）

　2012年から続く同イベントは今年で7回目。主催者の三隅憲子さんは「手作り雑貨の個人販売を始めた当初、どうしたらイベントに参加できるのか分からなかった体験から、出店のための作品審査を無くし、初心者でも参加しやすいイベントを目指した」と話す。

　回を重ねるごとに規模を拡大し、今回はこれまでのスポーツ公園体育館（下松市）から場所を移し、出店数は前回の120ブースから185ブースに増設した。三隅さんによると、個人名義では借りることが難しかったという会場は、西京銀行との共催で借りることができたという。

　出店者は、山口県内で活動する作家をはじめ、広島県、福岡県、四国や北陸エリアからも参加する。会場には、木工、雑貨、洋服、観葉植物などを展示販売するほか、スイーツ、野菜、弁当、ケータリングカーによる飲食販売、整体・マッサージなどのブースが並ぶ。

　今回初の試みとして、「より多くの人に手作りの楽しさを体験してほしい」とビーズアクセサリーや季節のフェルト雑貨などのワークショップも行う。

　三隅さんは「平日開催なので、子育て中の母親などに、子どもが学校に行っている間にゆっくり見回ってほしい」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は10時～15時。