山口県周南市平和通町に11月19日、パクチーとジンジャー専門店「コパンキッチン～ぱくちぃとじんじゃぁ」（周南市平和通2、TEL 0834-34-8214）がオープンする。

トマトベースにパクチーや野菜が入りチーズを溶かして食べる「パク鍋」（1人前980円）

　食品やお茶の商品開発・販売などをするIZA（イザ）が手掛ける初の飲食店。店名「コパンキッチン」の「コパン」はフランス語で仲間という意味。パクチーとジンジャーの専門店として「すてきな仲間で集まれる店であってほしいと名付けた」と営業部長の水村邦治さん。「パクチーやジンジャーの専門料理と聞くと雑誌やテレビで見かけるが、都会に行かなければ食べられないイメージが強い。デトックス効果や美容効果も高く健康にも良いパクチーとショウガ料理を地元の人にも楽しんでほしい」と出店を決意したという。

　席数は36席。店舗面積は80平方メートル。2フロアに分かれており、店内は白を基調とした壁面と木の風合いを生かしたナチュラルで落ち着いた空間に。2階では一人でも来店できるようにとカウンター席を用意した。

　パクチーは佐賀県武雄市、ショウガは高知県産を使用。パクチーやジンジャーが足りない人には「追いパク」や「追いジンジャー」も用意している。お薦めのメニューはマヨネーズでマイルドになったパクチー風味が合うという「チキン南蛮パクタルソース」（720円）やトマトベースにパクチーや野菜が入りチーズを溶かして食べる「パク鍋」（1人前980円）、はじかみ生姜をつかった「はじかみのカツレツ」（680円）など。ほかにも、手づかみで豪快に食べる「ローストチキン」（フルサイズ＝1,980円、ハーフサイズ＝1,280円）など。ドリンクには「専門店ならでは」と「パクビール」（650円）や「パクハイボール」「ジンジャーサワー」（以上600円）なども。

　織田一馬店長は「パクチー好きはもちろん、パクチーがダメな人でも食べられるメニューもたくさん用意している。ぜひパクチーにチャレンジしてパクチー仲間を増やしてほしい」と来店を呼び掛ける。

　営業時間は17時～24時。