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下松の食肉加工会社「朝日屋」がドイツの品質審査会で金賞

(右から)安田大作社長と食肉加工製造主任の中嶋正浩さん

(右から)安田大作社長と食肉加工製造主任の中嶋正浩さん

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 食肉加工品の製造販売を手掛ける「朝日屋」(下松市瑞穂町2、TEL 0833-41-0448)がドイツ農業協会の主催する品質競技会「DLGコンテスト」で金賞を獲得した。

受賞したベーコン、フライシュケーゼ、牛生ハム、チキンハム

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 社長の安田大作さんと食肉加工製造主任の中嶋正浩さんは12月20日、下松市役所を訪れ国井益雄市長に受賞を報告した。

 ドイツで1891年から続く同コンテスト。2012年からは日本でも開催されている。審査はヨーロッパで定められた基準をもとに「外観」「内観」「食感」「風味」「味」の5項目を減点方式で評価。基準に達した商品に金賞・銀賞・銅賞が授与される。

 同社はハム・ソーセージ部門に4商品を出品。主力商品の「星ふる街・ベーコン」とチーズの入った焼ソーセージ「フライシュケーゼ」、佐賀県産和牛を使った「牛生ハム」で金賞、山口県産の長州どりを使った「チキンハム」で銀賞を獲得した。

 今年創業70年を迎え、4月に3代目社長に就任した安田さんは、社長として初めて臨んだコンテストに「以前出品した時は、ベーコンとフライシュケーゼはそれぞれ銀、銅と金賞までには至らなかった。再チャレンジでリベンジできた」と喜びを見せる。「牛生ハムは全国的にも珍しく、保健所と相談しながら調整を重ねやっとできた新商品だけに特にうれしい」とも。

 國井市長は「どの商品も絶妙な塩加減でおいしい。かめばかむほど味わいが増し、お酒が進みそう。今後も下松の誇る商品として、ふるさと納税の返礼品にもご協力いただければ」と話す。

 商品は工場併設店舗で販売する。価格は、ベーコン(200グラム=1,540円)、ベーコンフライシュケーゼ(200グラム=1,150円)、牛生ハム(100グラム=2,700円)、チキンハム(200グラム=540円)。

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