周南市の徳山港晴海ふ頭5号岸壁で2月11日・12日、海上自衛隊が補給艦「ときわ」の一般公開を行う。
第1海上補給隊に所属する「ときわ」は、基準排水量8100トン、全長167メートル、乗組員は125人。200トンの水や6000キロリットルの燃料、2週間分の食料や弾薬などの物資を洋上補給する能力を持つ。宇部市の常盤湖(ときわこ)から命名された山口県にゆかりのある艦艇。
徳山港が1922(大正11)年2月10日の開港から今年で95周年迎えることを記念して寄港する。徳山港への入港は初めて。入港歓迎行事で、周南市出身の第1海上補給隊司令 清水博文一等海佐は「ふるさとの周南の徳山港開港95周年という記念の日に入港できることにうれしさを感じる。多くの方にご覧いただき、海上自衛隊の活動へのご理解いただきたい」と話す。
期間中、さまざまな洋上補給装置がある甲板とビルの5階相当の高さがある艦橋の内部を公開する。ときわ艦長で2等海佐の高木征教さんは「自衛隊の船の中でも大きな部類にはいる迫力ある艦艇。補給艦ならではの装置をご覧いただきたい」と見どころを話す。
開催時間は、2月11日=13時~16時、同12日=9時~12時、13時~16時。期間中、「晴海親水公園」駐車場から無料シャトルバスを運行する。