山崎八幡宮(周南市宮の前1)で現在、境内の「花手水(はなちょうず)」をテーマにしたフォトコンテストが行われている。
同神社は昨年6月、コロナ禍で日常を過ごす参拝者の癒やしになればと、手水鉢(ちょうずばち)の水面に花を浮かべて飾る「花手水」の取り組みを始めた。同取り組みはその後、SNSや口コミで話題となり、若い女性やカップル、写真愛好家らが神社を訪れた。花手水フォトコンテストは取り組みから1年たつことから企画した。
コンテストへの参加はインスタグラムを通じて行う。参加者は、山崎八幡宮の公式アカウント(@yamasakihachimangu)をフォローした上で、ハッシュタグ「#山崎八幡宮花手水フォトコンテスト」を付けて写真を投稿する。すでに投稿した写真へのタグ付けも応募できる。最優秀賞者(1人)にはコンテスト限定の御朱印を贈呈する。
全国的に花手水の取り組みが広がる中、写真愛好家であるLinaさんが同神社に提案。地元の人や全国で花手水の活動をしている仲間から、花の奉納を受け、ボランティアで同神社の花手水の管理をしてきた。
Linaさんは「この花手水がきっかけで、山崎八幡宮を初めて知ったという市内の人や、遠方からわざわざ足を運んでくれた人もいた。これからも厳かな場を壊さないように、良さを全国に広めていきたい」と意気込む。
応募締め切りは5月31日。