「まちづくり広報の助っ人」として活動する広報コンサルタントの平義彦さんが4月14日、山口県内のパン店を紹介した書籍「山口県パン豆本2022」を刊行した。
昨年に刊行した「徳山駅旅グルメ豆本」と「山口県カレー豆本」に次ぐ、県内グルメを取り上げる豆本シリーズの第3弾となるパン豆本。長崎県出身の平さんと高校生や大学生、社会人のボランティア記者、アマチュアカメラマンら約20人の編集スタッフが、昨年10月から地元民が薦めるパンを実際に食べ歩きながら取材。山口県内12市4町にある42店のパンを紹介する。
掲載店は、「小月パン工房」(下関市)、「Pois082(ポイスオヤツ)」(山陽小野田市)、「petit lab Bakery(プチラボベーカリー)」(美祢市)、ブーランジェリー住吉丸(萩市)、「子たぬきのパン」(周南市)、「CHEZ LAMI JOT(シェラミジョ)」(光市)などパン店や、エッグサンドを提供する純喫茶「エトワル」(防府市)やハンバーガーを提供するカフェ「POWERBEACH」(周防大島町)などパンメニューを提供する飲食店なども取り上げる。
平さんは「たとえ小さくても、きらりと光る魅力を紹介する豆本には、地元の人たちと一緒になって発掘するような楽しさがある。地元の良さを知るきっかけになれば」と話す。
A6判カラー、58ページ。発行部数は5000部で、価格は300円。徳山駅前図書館・蔦屋書店、宮脇書店徳山店、明屋書店ゆめタウン徳山店など県内約30店で販売する。