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徳山下松港開港100周年に向け実行委員会が設立 「港は宝」次の100年に向け

実行委員会の様子

実行委員会の様子

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 徳山下松港開港100周年に向けた記念事業実行委員会の総会が4月22日、周南市役所で行われた。

徳山下松港開港100周年記念マーク

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 1922(大正11)年2月10日に徳山港として開港、1948(昭和23)年に下松港、1966(昭和41)年に光港が編入され、来年開港100周年を迎える同港。周南コンビナートをはじめとする臨海工業地帯を支える工業港として重要な役割を果たしており、2011(平成23)年には国際拠点港湾の認定を受けている。

 同実行委員会は、記念事業を通して100周年を祝うとともに、周南地域発展の基盤となる港と海への愛着や誇りを醸成し、次世代に向け新たな港づくりにつなげようと発足。実行委員会は周南市、下松市、光市、や周南地域4商工会議所、山口県漁協、国、県の港湾関係機関など30組織で構成。藤井律子周南市長が会長を、国井益雄下松市長、市川熙光市長が副会長を務める。

 この日、周南市役所で行われた設立総会は、新型コロナウイルスの影響で急遽リモート開催となったが、約40人が参加。基本方針や事業計画などを承認、事業コンセプトと「港は、まちの元気の源であり、周南地域の宝」とし、「港は宝 徳山下松港」と記されたロゴマークやスケジュールなどが発表された。記念事業は、来年2月10日の開港記念日から始まり、記念式典や交流イベント、港カードの発行、帆船日本丸・海王丸の同時寄港などが年末にかけ開催される。

 藤井律子周南市長は「周南地域の発展を支えてきた港の歴史や魅力を発信し、次の世代、次の100年につなぎたい。団体の枠を超え一体感のあるものとして記念事業に取り組んでいきたい」と話す。

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