「周南工場夜景フォトコンテスト写真展」が4月26日、JR徳山駅南北自由通路の南側で始まった。
周南市が主催する同コンテスト。周南市内の工場夜景を収めた応募総数327作品(一般の部=301点、18歳以下の部=26点)の中から、部門ごとに最優秀賞=1点、優秀賞=3点、入選、佳作が選ばれ、受賞作品43点が同場所に掲示された。
一般の部・最優秀賞は「橋と夜景のコラボ」と題し、周南大橋の向こう側に輝く工場夜景を撮影した谷野隆さん。18歳以下の部・最優秀賞は、「宇宙まで」と題し、夜空にたなびく煙突の煙を収めた南陽工業高校の藤下新史さんが選ばれた。
谷野さんは「これからも美しい工場夜景を撮り続けたい」と話し、藤下さんは「初応募だったので、まさか賞がもらえるとは思わず驚いている。今回の結果を胸に、今後も自信をもって頑張っていきたい」と喜ぶ。
その他の受賞者は、以下の通り。一般の部・優秀賞=「八幡様の工場夜景」末冨勝義さん、「夜明け」立野智さん、「ブルーモーメント」弘中伸治さん、18歳以下の部・優秀賞=「色の遊び所」福田翔さん、「夜の光」斎藤優人さん(以上、下松工業高校)、「冬の風にのせて」中村咲陽子さん(松崎小学校)など。
観光交流課の楢崎誠さんは「同じ工場夜景でも、撮影した場所や時間帯で作品はさまざま。受賞作品を見た後は、それぞれの場所から工場夜景を眺めに足を運んでみてほしい」と呼び掛ける。
受賞作品は、来年2月に同市で開催予定の「全国工場夜景サミット in 周南」のPRポスターなどで活用する。
開催期間は5月24日まで。