山口県は5月10日、13日に予定していた周南3市を含む山口県の東京オリンピック聖火リレー1日目の中止を発表した。
中止の理由は、新型コロナウイルスの感染拡大によるもの。1日目のコースである岩国市~山口市の県東部で、4月29日から5月10日までの間にクラスター9件が発生し、感染者数254人と感染者数が急激に増加したため。
予定されていたコースなどは次の通り。光市は、武田薬品工業の東門から日鉄ステンレス東門近くの「平和の光の碑」までの約1キロを国近友昭さん、吉田基世さんら5人。下松市は、市民体育館から下松工業高校グラウンド前までの約1.4キロを齋藤栞さん、元木行哉さんら7人。周南市は、遠石八幡前バス停から徳山駅前賑わい交流施設までの2.8キロを鈴木孝夫さん、近藤優子さんら15人が聖火をつなぐ予定だった。