「ふるさと山口企業合同就職フェア」が5月12日、ホテルサンルート徳山(周南市築港町)で行われた。主催は山口県商工会議所連合会や労働局、公共職業安定所など。
午前と午後の2部制で行われた就職フェアには、周南エリアの企業を中心に約60事業所が出展、学生や一般求職者ら約80人が参加した。
県内で新型コロナウイルス感染が拡大する中、会場では徹底した感染予防を行う。学生らはマスク、フェースシールドを着用し、飛沫(ひまつ)感染防止のアクリルパネルをはさみながら、説明に聞き入っていた。
就職フェアのために帰省したという男子学生の一人は「オンライン面接なども多いが、実際に担当者と直接会うほうが、会社の雰囲気も伝わる。ネットだけでは分からない多くの地元企業も知ることができたので、県内就職を目指し活動を頑張りたい」と意気込む。