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周南・「鶏そば カヲル」がオリジナルドラマ配信 店を舞台に店主ら熱演

「鶏そば カヲル」での撮影の様子

「鶏そば カヲル」での撮影の様子

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 周南市の中華そば店「鶏そば カヲル」(周南市栄町2)が5月14日、オリジナルドラマ「おれの店のはなし」の配信を始めた。

会社員を演じる弟の義朗さん

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 同店を舞台にした1話当たり約10分間の連続ドラマで、公式ユーチューブチャンネル「カヲルチャンネル」で視聴できる。制作は、山口県内で活動する映像制作チーム「nettyoriwork(ネッチョリワーク)」が務めた。

 店主の井本崇士さんが「こんなご時世だからこそ、何か楽しくて面白いことに挑戦したい」と、常連客でもあった同制作チームの2人に相談。「深夜食堂」や「孤独のグルメ」などグルメドラマが好きな井本さんの希望により、同店を舞台にしたドラマを制作することとなった。

 1話目は、店主の井本崇士さんと妻の郁(かおる)さんと、弟の義朗さんらが出演。義朗さん演じる会社員が、仕事で失敗し残業確定となりながらも、ふらりと立ち寄ったラーメン店で、おいしいラーメンやそこで働く人々と出会い、また頑張ろうと奮起するストーリーとなっている。

 井本さんは「常連さんや家族の協力もあり、とてもいいドラマができた。はじめは出演を恥ずかしがっていた家族だったが、最後には楽しかったと喜んでくれた。ドラマを見たお客さんからの反応も上々で、ラーメンが食べたくなった、落ち着いたら食べに行きたいとの声も頂いた。2話、3話と続けていきたい。大変な時期ではあるがドラマを見て、飲食店っていいなとほっこりしてもらえたら」と話す。

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