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「しゅうなんブランド」にトマトジュースとイチゴジャム認定 市産食材使った推奨店も

パンフレットを手にPRする磯村さん

パンフレットを手にPRする磯村さん

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 周南市が推奨する「しゅうなんブランド」と「周南市地産地消推進店」に5月18日、新たな特産品2点と1店舗が加わった。

周南市産の米や野菜を使った日替わり定食

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 同市では、地産地消の推進を目的に「しゅうなんブランド」「周南市地産地消推進店」を認定。「しゅうなんブランド」では、市の資源や特性を生かした産品を選んでいる。「周南市地産地消推進店」には、市内産の農林水産物を販売・活用する飲食店や宿泊施設、小売店などを認定。いずれもパンフレットの作成やイベント開催などでPRに努めてきた。今回の認定を合わせ、「しゅうなんブランド」は104点に、「周南市地産地消推進店」は71店舗に、それぞれなった。

 新たにブランド認定を受けた「ふき農園」の「こいルビー・トマトジュース」は、同農園がハウス栽培するトマト「フルーツルビー」を100%使うトマトジュース。生産者の蕗(ふき)浩二さんは、「フルーツルビーのフルーティーな香りと濃い甘みを楽しんでもらえたら」と話す。

 「オリゴのめぐみジャム(いちご)」は、いちごの100%に周南市熊毛産を使い、オリゴ糖シロップでじっくり煮込んだジャム。製造は「オリゴのめぐみ工房 フローラ」で、オリゴ糖を使ったジャム6種類のうち、同ブランドの認定は、ブドウジャム、梨ジャム、キウイジャムに続き4つ目になる。

 推進店の認定を受けた櫛ケ浜のカフェ店「フィロ」は、周南市産の米や野菜を使った「日替わりランチ」や周南市産のフルーツを使った自家製フルーツ酢などのドリンクを提供。店主の廣元洋子さんは「味だけでなく食感も楽しめるよう調理し、メインや小鉢ごとに味付けを変えめりはりをつけた。手芸や花のワークショップなど、地域の人が交流できる場として利用してもらえったら」と話す。

 周南市農林課の磯村汐里さんは「パンフレットには、周南市ならではの個性豊かな商品が充実しており、市内の人にも見応えがある内容になっている。周南市の食材がおいしく味わえる推進店もたくさんそろっているので、店選びの参考にしてもらえたら」と呼び掛ける。

 各パンフレットは、徳山駅、市役所、総合支所、市民センター、道の駅ソレーネ周南などで配布する。

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