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周南・中国食品専門店「6番倉庫」 中国人店主がパン店から業種転換

来店を呼び掛けるチャンさん

来店を呼び掛けるチャンさん

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 中国食品専門店「6番倉庫」が6月6日、周南市有楽町にオープンした。

中国産食品が所狭しと並ぶ店内

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 店主のチャン・モンシュさんは中国・ハルビン出身。2018(平成30)年12月、周南市岐山通りにパン店「6(ロクバン)」をオープン。自家製のパンや菓子などを販売していたが今年1月、新型コロナウイルスの影響を受け閉店。徳山駅から徒歩2分の同店に移転し、中国産食品を扱う販売店に業種転換した。

 約2年半、コロナ禍で故郷に帰れずにいたチャンさん。火鍋や麺料理など中国料理を作りたくても中国製調味料を扱っている店がなく、必要なときはインターネットで取り寄せていたが送料が高くついてしまうことに頭を悩ませていた。近隣に住む中国の友人をはじめ、周南の人にも中国の食品を気軽に味わってもらいたいと開店を決意した。

 店名は、チャンさん自身が7人姉妹の6番目であったことと、倉庫として利用する予定だったこともあり、「6番倉庫」と名付けた。

 元スナックだという同店。店舗の壁に備え付けられた白い電飾看板には、赤文字で「6番倉庫」と記されており、店内のカウンターやキッチンの棚には、中国産食品が所狭しと並ぶ。

 販売する商品は、トウバンジャン、海鮮しょうゆやオイスターソース、チキンパウダー、ラー油、サンショウ油などの調味料や、ザーサイ、ピータン、火鍋豆皮、豆腐加工品、即席中華麺などの食品、スナックや月餅などの菓子、サンザシやハチミツ入りジャスミン茶などのドリンク。価格帯は100円~1,000円程度。

 チャンさんは「有楽町は、下町情緒があふれていて楽しい場所。本場中国の食品や調味料、お菓子など、山口にはない珍しい商品がたくさんあるので、食べ方など気軽に聞いてもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は15時~19時。

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