元サッカー日本代表の久保竜彦さんが現在、山口県光市の「室積BASE」(室積2)で自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供するカフェを出店している。
2015(平成27)年にプロサッカー選手を引退した久保さんは2018(平成30)年6月、光市室積の自然の豊かさに感動し家族と一緒に室積へ移住。現在は、全国各地のサッカー教室で講師として活動する傍ら、光市にある離島「牛島(うしま)」で塩作りの取り組みなどにも参加している。
今年初めから不定期出店で営業しているという久保さんの店は、地元では通称「ドラゴンカフェ」と呼ばれ、自家焙煎コーヒーのほか、デザートなども販売。近隣住民やうわさを聞き駆けつけたファンが来店し、憩いの場となっている。
コーヒー豆の選定から焙煎まで行う久保さんは「コーヒーに塩を入れると味がマイルドになると好評」と話す。この日、いつもと違う工程で焙煎を試したという久保さんは、ひきたてのコーヒー豆を試食し、「いつもよりおいしくできた」とほほ笑んでいた。
販売するコーヒー豆は、自家焙煎したラオス産オーガニックコーヒー(100グラム=1,000円)、ブラジル産プレミアムショコラ(100グラム=600円)。ドリンクメニューは、ホットコーヒー(ラオス産=400円、ブラジル産=300円)、アイスコーヒー(ラオス産=500円、ブラジル産=400円)。
同店ではこのほか、塩プリン(300円)、コーヒーゼリー(250円)なども販売している。
久保さんは「不定期営業だが、おいしいと言ってくれる人がいるから続けたい。室積にはほかにもおいしい店があるので、いろいろ回ってもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は9時~17時。