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周南で「ものづくりブランド」認定式 地元企業が開発した5商品を認定

認定を受けた事業者ら

認定を受けた事業者ら

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 「周南ものづくりブランド」認定書交付式が6月25日、周南地域地場産業振興センター(周南市鼓海2、TEL 0834-25-3210)で行われた。

藤井市長らに説明する21世紀フラワーファームの藤田シゲ子さん(右)

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 周南地域(周南市、下松市、光市、田布施町)の中小企業が開発した優れた製品や技術を「周南ものづくりブランド」として認定する同行事。地域内外に情報発信するとともに、販路開拓や受注拡大につなげ、地域経済の活性化を目指す。同ブランドに認定されると、紹介冊子への掲載や展示会出展など販促支援が行われる。2006(平成18)年に始まり、今回で15回目。これまで91事業者、121製品が認定された。

 今回認定されたのは、下松市来巻の農園「21世紀フラワーファーム」が育てる青パパイアを使ったパパイアドレッシング(800円)とパパイア茶(500円)、JA山口・周南園芸部会カボチャグループが生産するカボチャ「あまカボっちゃ」を、果肉から皮・わた・種までペースト状にして作った「まるごとプリン」、フラワーショップ・サロン「CHA CHA DO」(周南市二番町2)の周南工場夜景のシルエットと植物を瓶に詰めたハーバリウム「旅するBIN」(5500円)、周南市新町のイタリア料理店「Bamboo」が提供する料理を真空パック、瞬間冷凍したギフトセット「BambooFrozenMeal」、周南市呼坂の「かすてら工房ばん」が製造する無添加で甘さを抑えたカステラ「鶴の宿」(1500円)の5商品。

 21世紀フラワーファームの藤田シゲ子さんは「認定に際し支援を受けてパッケージやポスターなども整った。これからは流通経路を広げ、販売に力を入れていきたい」と意気込む。

 同センター理事長の藤井律子周南市長は「少子高齢化、コロナ禍で厳しい状況ではあるが、頑張っている地場中小企業の力となり、ものづくり、ひとづくり、ネットワークづくりの支援を続けていきたい」と話す。

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