火曜にマルシェイベントを定期開催している「室積市場ん」が現在、光市室積の海商通りに常設店「つゞみ」(光市室積3)をプレオープンしている。
「EVEVAN」や「moscot」などブランド眼鏡が並ぶ原田眼鏡店
場所は、マルシェのメイン会場となっていた築170年の古民家で元和菓子店の「中野昌晃堂」跡。座敷の改修工事が終わったことから、複数店が出店する常設店としてオープンすることとなった。店名の「つゞみ」は、室積を代表する銘菓として親しまれてきた同店のあん菓子「鼓乃海(つづみのうみ)」から名付けた。
常設店のテーマは「大人の休日」。ブランド眼鏡を販売する「原田眼鏡店」、アパレル店「アケミ屋」、特注家具や木工品を販売する「木屋(きや)」、モロッコ絨毯(じゅうたん)・ラグなどを販売する「ねこ座商店」、サンドイッチ、総菜などを販売する「CafeAgora(アゴラ)」、ベーグル専門店「モルトグラッツェ」、水産加工品を販売する「お魚工房 瑞穂丸」、弁当販売店「大ちゃん」が出店するほか、下松市の漆作家・舛岡真伊さんの漆塗りアクセサリーやマグカップ、木工家・石丸卓央さんの匙(さじ)や器なども販売する。
「室積市場ん」代表の木村明美さんは「この建物を拠点にマルシェを開催してきたが、念願だった常設店が完成してうれしい。さらに改装を進め、ゆくゆくは甘味処を備える店にしていきたい。お出掛けしにくい時期だが、普段の生活にちょっと上質な物をプラスすることで、特別感のある休日を過ごしてもらいたい」と呼び掛ける。
オープンは、9月5日を予定する。
営業時間は10時~16時。水曜・木曜定休。火曜はこれまで通りマルシェを開催する。