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光・室積に雑貨店「ヒュッテ」 空き店舗物件活用、生活雑貨販売やマルシェ開催も

陳列棚を再利用しノスタルジックな雰囲気が漂う店内

陳列棚を再利用しノスタルジックな雰囲気が漂う店内

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 雑貨店「ヒュッテ 海商通り店」(光市室積3、TEL 090-9739-7601)が3月23日、室積海商通りの旧金物店跡にオープンする。

再利用した文具用什器に並ぶ紙雑貨

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 下松市桜町で紙雑貨や食器、手仕事品などを販売する「Hutte(ヒュッテ)」が2店舗目としてオープンする同店。店主の竹林美和子さんが、同地域の活性化と空き家物件活用に取り組む市民グループ「室積市場ん」が開催するマルシェに出店者として参加したことが出店のきっかけ。竹林さんは「人と人とのつながりをとても大切にしながら、歴史ある室積を盛り上げようとしている姿にとても魅力を感じた」と話す。

 出店したのは、約10年前に閉店し、空き物件となっていた旧「江崎金物店」跡。旧店舗に残され、廃棄予定だった日用品を、同グループメンバーらとガレージセールとして販売しながら整理した。

 旧金物店で使われていた陳列棚や店舗器具を再利用し、ノスタルジックな雰囲気が漂う店内。紙雑貨や生活雑貨のほか、古物商免許を持つ竹林さんがこれまで買い集めたというアンティーク雑貨や古道具などを展示販売する。店舗内の空きスペースは、手作り作家やパン店などが出店するイベント会場として活用する。

 オープン初日の3月23日には、「GLEAM GLEE」(ぬいぐるみ、布雑貨)、「sakuraの森」(布小物)、「地球食堂」(弁当)、「ハイカラ製作所」(パン)、「Nano」「みまき屋」(アクセサリー)が出店する。

 竹林さんは「室積は、ものすごくパワーと魅力あふれる街。心温まるひと時を提供できる場所にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は当面、火曜=9時~12時(3月23日のみ17時まで、イベントは12時まで)。

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