「第10回野菜ソムリエアワード」で金賞を受賞した西川満希子さんが9月10日、藤井律子周南市長に受賞を報告した。
日本野菜ソムリエ協会が年に1回開催している同表彰。野菜ソムリエ上級資格の「プロ」「上級プロ」を対象に野菜や果物の魅力発信に貢献した人を顕彰する。
野菜ソムリエ上級プロ資格を持つ西川さんは、道の駅ソレーネ周南のレストラン「ベーカリーキッチン菜」でシェフを務める傍ら、野菜ソムリエの知識や経験を生かし、「ヤサイコトバ」を活用した商品開発やPR活動が認められ、同アワードの最高賞である金賞に選ばれた。
野菜の成り立ちや歴史に応じ象徴的な意味を持たせた「ヤサイコトバ」。これまで、キャベツ=「包み込む愛」、サトイモ=「努力の実り」、白菜=「幸福」、ニンジン=「いつもそばにいるよ」、生姜=「合格一直線」、トマト=「平和」など約100品種を考案。商品ラベルへの記載やノベルティグッズを制作するなど、野菜の魅力を発信している。
西川さんは「応援していただいた皆さんのおかげ。ヤサイコトバの新しさや、メッセージが皆さんの心に届いたのかなと思う。ヤサイコトバをもっと知ってもらえるよう本を作ったり、活動の幅を広げたりしていきたい」と意気込む。