台風14号が接近する9月17日昼過ぎ、下松・笠戸湾では多くの船舶が湾内に避難する様子が見られた。
周南市の大島半島と笠戸島に囲まれ「天然の良港」とも呼ばれ、台風時にも比較的穏やかな笠戸湾は、よく船舶の避難場所に選ばれてきた。
17日13時ごろ笠戸島外史公園(下松市)の高台から確認したところでは、貨物船や小型タンカーなど40隻が湾内に停泊している様子が見られる。
下関地方気象台によると、台風は18時から24時にかけて県内に最接近する見込み。周南3市(周南市・下松市・光市)は避難所を開設し、大雨や暴風、高波への警戒を呼び掛けている。