周南市が10月1日、休日夜間急病診療所(TEL 0834-39-0099)を瀬戸見町の徳山中央病院近くに新築移転する。
周南市慶万町にあった診療所の施設老朽化に伴う移転で、市が総事業費2億9000万円をかけ、瀬戸見町の市営住宅跡に新築した。鉄骨平屋建てで、延べ床面積は410平方メートル。内科診療室、外科診療室、ベッド7床の処置室、X線撮影室などを設ける。
診療科目は、内科・外科。小児科は、これまで通り徳山中央病院(周南市孝田町)内の「周南こどもQQ」(TEL 0834-28?9650)で受け付ける。診療日時は、月曜~土曜の夜間=19時から22時、日曜、祝日、8月15日、12月31日から翌年1月3日は、9時~12時、13時~17時、19時から22時(以上、受付は終了時間の30分前まで)。
9月30日は、藤井律子周南市長、徳山医師会の津永長門会長と小野薫副会長らが内覧会に出席した。藤井市長は「これまでの診療所は道幅が狭く場所も分かりづらいなどの声があったが、新しい診療所は立地もよく利便性の高い施設となった。市では地域の医療体制確保に向け努力をしていきたい」と話す