ボルダリングジム「RUB A DUB(ラブ ア ダブ)」(光市中央6)が10月2日、光市役所近くにオープンした。
店主の菊池允宏(みつひろ)さんは、光市室積のボルダリングジム「室積BASE」などで約5年間、インストラクターを務めていた。昨年5月、新型コロナの影響で閉店したことから、インストラクターである妻の宇古(たかこ)さんとともに独立を決意した。
元コンビニエンスストアだった物件を改装したという店内の壁3面に傾斜角度の異なるウオールを設置。ウオールには、赤や緑、黄色など、ルートごとに色分けされたホールド(突起物)が固定されている。小上がりのフリースペースの床下にはキッズスペースを備え、更衣室も用意する。
店名の「RUB A DUB」は、シンガーがレゲエ曲に合わせ即興で歌い合うセッションを意味する音楽用語という。菊池さんは「ボルダリングもレゲエ同様、クライマー同士がセッションを通じ、登り合うことから、共感し合う仲間が増えることを願い名付けた」と話す。
菊池さんは「ボルダリングは、力ではなく、ルートを攻略した人から登れる競技。ゴールから逆算し、今は何をすべきか考える力にもなる。子どもから大人まで平等に遊べるスポーツなので、気軽にのぞいてもらえたら」と呼び掛ける。
ボルダリングジムの利用料金は、初期登録料=1,100円、終日利用=1,870円(小・中・高校生=1,540円、小学生未満=1,870円)。営業時間は、月曜・水曜・金曜=11時~22時、火曜・木曜=14時~22時、土曜・日曜・祝日=12時~21時。