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下松市で東日本大震災復興イベント 釜石市と中継で結び小中学生による交流トークも

「東北うまいもん祭り」の様子

「東北うまいもん祭り」の様子

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 下松市のザ・モール周南(山口県下松市中央町)で3月3日、東日本大震災復興イベント「がんばろう日本フェア」が始まる。

「がんばろう日本フェア」ステージイベントの様子

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 「下松商業開発」が主催する同イベントは今年で6回目。「つなぐ、その先へ」をテーマにいつどこで起こるかわからない災害について地域全体で学びつつ「世代」「地域」「東北と下松」を切り口に「つながり」の大切さを感じてもらうことを目的に開催する。期間中、専門店街「星プラザ」各店ではチャリティー商品の販売などを行う。

 3月3日~5日は「三世代交流イベント」として、キッズフォトコンテスト応募作品の展示、絵本読み聞かせ(4・5日)、あかちゃんはいはい運動会(5日)などを開催する。

 3月11日は中央広場を会場に「復興応援イベント」として炊き出し訓練や消防車、救急車、照明車、高機動車、軽装甲機動車など特殊車両の展示、ステージイベントとして下松・光・周南市のダンスチームによる「ダンスで復興応援!!」などを開く。

 3月18日~20日は商品を買って被災地を応援しようと「東北うまいもん祭り」を開く。ラインアップは「活ホタテ」(10セット限定・10枚=4,400円)、「三陸海宝漬」(3,600円)、「道の駅釜石ラーメン」(360円)、「三陸塩蔵わかめ」(620円)「かもめの玉子」(6個入り=470円)、「サヴァ缶(レモンバジル味)」(410円)など、東北の特産品約200種類、3000点を取り寄せ販売する。

 19日は「釜石下松防災交流フェスタ」と題し、元釜石市防災管理監の山崎義勝さんと山口大学副学長で地震工学や自然災害科学を研究する工学博士の三浦房紀さんを招き、小学5年生から中学生を対象とした「ジュニア防災ワークショップ」、釜石市と中継で結ぶ「釜石と下松の小中学生による交流トーク」、防災シンポジウム「今、私たちができること」を開催する。

 同イベントの企画担当者は「近いうち必ず起こるであろう災害。このイベントを通じて、震災時に釜石市で実際に起こった出来事や避難への取り組みなどを学び、『災害が起きたらどうする?』を考えてほしい」と来場を呼び掛ける。

 3月21日まで。

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