JR西日本が12月17日、JR山陽本線徳山駅までのIC乗車券「ICOCA(イコカ)」サービスを2022年春ダイヤ改正が行われる2022年3月12日から始めると発表した。
「ICOCA」は、改札機にタッチするだけで乗車区間の運賃を自動的に精算することができるIC乗車券。これまで山口県内では岩国市内の和木駅、岩国駅、南岩国駅の3駅のみで利用可能だったサービスを徳山駅まで広げる。JR岩徳線沿線での利用はできない。
追加対象駅は、藤生駅、通津駅、由宇駅、神代駅(以上、岩国市)、大畠駅、柳井港駅、柳井駅(以上、柳井市)、田布施駅(田布施町)、岩田駅、島田駅、光駅(以上、光市)、下松駅(下松市)、櫛ヶ浜駅、徳山駅(以上、周南市)までの14駅。JR西日本によると、各駅にはすでにIC乗車券対応自動改札を設置しており、今後のサービス開始に向けた準備を進める方針という。
徳山駅の池田和久駅長は「通勤通学、お出掛けなどをはじめ、下松・光エリアの路線バスや買い物利用など、利便性向上に期待いただけたら」と話す。