西京銀行（周南市平和通1）が現在、大学生を対象とした企業視察オンラインツアー「若旅オンラインinやまぐち」の参加者を募集している。

オンライン企業訪問　昨年の様子

　山口県内の企業視察と観光を組み合わせた同ツアーは、山口県の交流人口増加、就労・定住促進、観光市場活性化を目的に同行が2013（平成25）年から行っている「若旅」事業の一環。コロナ禍のためオンライン開催となった昨年は、全国27大学103人の学生が参加。山口県内の企業10社を訪問し7人の内定につながった。

　2月15日・16日・17日の日程で行う今年は、山口県を東西2コースに分け、過去最多となる14社を3日間かけて訪問する。ツアーでは、参加者がビデオ会議アプリ「Zoom（ズーム）」を使って各企業をライブ中継でつなぎ、経営者や若手社員のインタビュー、オフィスや工場の見学、取り扱い製品やサービスの説明などを受ける。

　訪問企業と日程は次の通り。2月15日（西コース1日目）＝長府製作所（下関市、製造業）、ヤナギヤ（宇部市、製造業）、安成工務店（下関市、建設業）、ビジネスアシスト（下関市、出版・広告業）、日本セレモニー（下関市、冠婚葬祭業）。2月16日（西コース2日目）＝コープやまぐち（山口市、生活協同組合）、大村印刷（防府市、印刷業）、（東コース1日目）＝赤坂印刷（周南市、印刷業）、中特ホールディングス（周南市、生活関連サービス業）。2月17日（東コース2日目）＝アデリー（柳井市、卸売業）大晃機械工業（田布施町、機械製造業）　カワノ工業（柳井市、建設業）、冨士高圧フレキシブルホース（光市、製造業）、カシワバラ・コーポレーション（岩国市、建設業）。

　同行地域連携部の栗林栄作さんは「昨年は初のオンライン開催となったが、学生、企業双方から好評を得ることができた。質問コーナーや座談会など、オンラインならではの企画も用意しているのでぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。

　参加無料。定員は各コース30人。申し込み締め切りは2月4日。「若旅」ホームページで受け付ける。