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山口県産レモンを使った「レモンサワーのもと」開発 周南の酒蔵も協力

商品をアピールする宮本さん

商品をアピールする宮本さん

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 「つなぐファーム」(周南市新町2、TEL 0834‐32‐5115)が濃縮サワー「Oh!レモンサワーの素(もと)」の販売を始めて1カ月がたった。

周南市の酒蔵「山縣本店」製造する様子

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 「つなぐファーム」は、山口県内で15店舗の飲食店を経営する「エブリシング」(同)が、肉用牛の肥育から焼肉店での提供まで一貫して行おうと2018(平成30)年に設立した6次産業化事業体。連携する山口市の農業組合法人「杵崎の里」の放牧地で栽培しているかんきつ類を有効活用しようと、昨年から酒類の開発を開始した。12月には、かんきつピールなどを使うクラフトビールも発売している。

 1月に発売した同商品は、リスボンレモン果汁を使う濃縮サワー。周南市の酒蔵「山縣本店」が協力し、米焼酎をベースに仕上げた。アルコール度数は5度。黒い瓶ガラスには、レモン型の眼鏡を掛けるスキンヘッドの男性を描いたラベルを貼った。

 つなぐファームの宮本創一さんは「レモンは全て手摘みし、一つ一つ手作業で搾汁した。低アルコールで口当たりもやさしく飲みやすく、オンザロックや炭酸で割って楽しんでほしい。コロナ禍で飲食業界は流れが変わりつつあるが、引き続きいいサービスを提供し、商品開発や物販でつながりを生かしながら新しい商品を手掛けていきたい」と意気込む。

 価格は500ミリリットル=1,400円。つなぐファーム公式ECサイトや物産イベントなどで販売する。

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