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周南・大道理で3年ぶりの「芝桜まつり」 12万株のシバザクラ見頃

棚田斜面に白いツルの姿を描くシバザクラ

棚田斜面に白いツルの姿を描くシバザクラ

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 周南市大道理の鹿野地(かのじ)地区で現在、約12万株のシバザクラが開花の見頃を迎えている。

「かのじ」の文字を描くシバザクラ

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 地元民で構成する「大道理地域百笑倶楽部」が2009(平成21)年から地域おこしの一環として、同地区約1万2000平方メートルの敷地にシバザクラを植栽している。開花時期に合わせ「大道理芝桜まつり」を開催していた。一昨年から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開催を見送っていたが、3年ぶりに開催することとなった。

 祭り期間中、売店で、さくら大福、ホットコーヒー、ぜんざいなどを販売。感染拡大防止のため、通路は一方通行とし、従来行っていた、杖、傘、車いすの貸し出しは行わない。

 4月8日現在4分咲き。棚田斜面に咲く、ピンク、赤、紫、白色のシバザクラが、「かのじ」や「絆」の文字や、「飛び立つツル」のシルエットを浮き上がらせている。

 同倶楽部メンバーの中村俊道さんは「今年はシバザクラの開花が遅く、満開まであと2週間はかかりそう。今週末、満開の桜や菜の花と一緒に楽しむのもおすすめ。大道理の春をゆっくり楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 「大道理芝桜まつり」は4月30日まで。同倶楽部では、来場時に管理費の一部としてとして緑化協力金200円の寄付を呼びかけている。

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