周南市弓道連盟が5月9日から、弓道初心者教室をキリンビバレッジ周南総合スポーツセンター弓道場（周南市徳山）で開講する。

練習の様子

　同弓道連盟には10代から80代まで約110人が所属。毎週月曜午前と金曜夜間に練習会をはじめ、大会や審査会の運営などを行っている。

　新型コロナウイルスの影響もあり3年ぶりの開催となる初心者教室。5月9日から6月27日までの月曜と金曜に、全15回で行われ、10時からの午前の部と19時からの午後の部の2コースを用意する。学生時代などの経験者だけでなく、初心者も参加でき、公認資格を持つ指導者や有段者らが、弓を引き、矢を放つ基本動作を指導する。最終日となる6月27日に行われる月例大会初心者の部への参加を目指す。開催時間は1回90分。初心者教室終了後も、9月末までフォローする。

　対象は、中学生以上の初心者と経験者で、学校の弓道部や他の弓道連盟に所属していない人。服装は、前ボタンのついていない運動しやすい服装で、白足袋または靴下を着用する。経験者で弓を引く手に付ける「かけ」を所有している場合は、持参する。

　この日の練習会には、20代から80代までの男女30人が参加。大会や級・段位審査会に向け練習に励んだ。弓道連盟の中村和之副会長は「弓道は敷居が高いと感じる人も多いと思うが、年齢や体力差、男女に関係なく、生涯にわたって楽しめるところも魅力の一つ。気軽に体験会に参加してもらい、まずは矢を放つ楽しさを感じてほしい」と話す。

　参加費は全15回＝3,000円。