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下松・国民宿舎大城でスイーツの新ブランド 第1弾は特産カボチャの焼きケーキ

カボチャの焼きケーキを持つ宮田さんとスタッフ

カボチャの焼きケーキを持つ宮田さんとスタッフ

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 国民宿舎大城(下松市笠戸島、TEL 0833-52-0138)が4月24日、下松市の特産品カボチャ「栗五郎」を使った「かぼちゃの焼きケーキ」の販売を始めた。

かぼちゃの焼きケーキ

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 下松市や近隣地域で育つ旬の食材を使ったスイーツを新たなブランド「小さな島のお菓子屋さん」として展開する。担当する同ホテルパティシエの宮田貴章さんが、各農園を回り、食材の特徴に合ったスイーツを開発する。

 第1弾となる「かぼちゃの焼きケーキ」は、光市の「河村醤油(しょうゆ)」のしょうゆで皮ごと甘辛く炊き上げたカボチャをペースト状にし、山口県産小麦を使った生地に練り込み、しっとりと焼き上げる。角切りにしたカボチャも入っており、カットした断面には大きなカボチャの姿ものぞかせる。

 宮田さんは「栗五郎は皮が柔らかく、水分量も多い、糖度の高いカボチャ。現在、宿泊者に茶菓子として提供しているが、和のテイストを取り入れたことで、幅広い世代のお客さまに好評を得ている。農家さんが丹精を込めて育てた食材に敬意を払いながら、素材が持つうまみをしっかりと引き出したスイーツを提供していきたい」と話す。

 同ホテル支配人の保正秀幸さんは「地域の魅力を発信することも役割の一つ。ユズ、レモン、イチゴなど下松市とその周辺には、こんなに良い食材があるということを多くの人に知ってもらい、消費拡大にもつなげていきたい」と話す。

 価格は1箱6個入り=972円。同ホテルの売店で販売する。5月中旬以降は、下松市産のブルーベリーを使った焼きケーキを販売する予定。

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