下松市が5月24日、9年ぶりの改訂となる「防災ガイドブック」を発行する。
前回は、2013(平成25)年に発行した同冊子。改訂版は、近年頻発している自然災害に対応するため、法や制度が改正されたことに伴い、新たな内容を盛り込み再編した。
A4判・カラー20ページ。前半では、災害時に役立つ心構えや非常持出品、法改正により変化した避難情報、防災ラジオや防災メールなど新たに加わった伝達システム、感染リスクに考慮した分散避難などを掲載。後半では、災害種別ごとの対処法を紹介する。
下松市防災危機管理課の田村貴恵課長は「防災学習の教読本として、いつも手元に置いて読み返してもらえるようコンパクトに仕上げた。紙面ではかわいい『くだまる』が案内しているので、防災について家族一緒に学んでいただけたら」と話す。
5月24日発行の市広報に合わせ、下松市民に全戸配布するほか、市役所防災危機管理課にも設置している。市ホームページの「防災関連」ページでもダウンロード配布している。