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下松駅北口に鉄板焼き店「ぼくのうち」 祖父の味と思いを受け継ぎ出店

来店を呼びかける店主の脇山さん(左)と妹の文子さん

来店を呼びかける店主の脇山さん(左)と妹の文子さん

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 鉄板焼き店「ぼくのうち」(下松市北斗町2、TEL 090-4571-1801)が4月27日、下松駅北口近くにオープンした。

関西風お好み焼き

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 店主は、長崎市出身の脇山宣子さん。脇山さんは、下松市内にあるラーメン店で店長として3年間勤務。昨年秋、独立を考えていたところ、市内に住む妹の後押しもあり開店を決意した。同店では、お好み焼き、とん平焼き、焼きそばなどの鉄板焼きメニューを中心に提供する。

 店名の「ぼくのうち」は、故郷の長崎市で祖父が営んでいたお好み焼き店「僕の家」にちなみ名付けた。脇山さんは、当時を振り返り「祖父の店は、店名の通りわが家のようにくつろげる店だった。子どものころ、おなかをすかせてはお店に行き、祖父に好きなものを作ってもらっていた。その時の恩返しと、祖父の思いを受け継ぎたいという思いから名を受け継いだ」と話す。

 場所は、山口銀行下松ローンプラザ出張所の近く。店舗面積は、約24平方メートル。ラーメン店だったテナントを全面改装し、白を基調とした明るい店内に仕上げた。店の中央には、約1.5メートルの「鉄板焼き台」を設置し、注文を受けてから調理する。席数は、テーブル席8席。

 メニューは、関西風お好み焼き、とん平焼き、焼きそば、焼うどん、そばめし(以上550円、テイクアウト=590円)、豚めし(430円、テイクアウト=450円)、フレンチトースト(450円、テイクアウト=500円)など。テイクアウトメニューは電話予約にも対応する。

 脇山さんは「祖父の味を再現するため、和風だしにこだわった。お客さんにわが家と思ってもらえるような、居心地のいい店を目指したい。気軽に足を運んでもらえたら」と呼びかける。

 営業時間は11時~15時。日曜定休。

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