「第49回 徳山夏まつり」が7月23日、周南市の徳山地区中心部で開催される。主催は徳山商工会議所。
1973(昭和48)年以来、徳山の夏の風物詩として地元民に親しまれてきた同イベント。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小して開催する。従来の企業・団体みこしによる練り歩きや歩行者天国にしてのイベントは行わないが、露店が4年ぶりに平和通に約40店出店する。
同日には、徳山下松港開港100周年記念事業として、夜空に光を照らすサーチライトショー「Shunan Sky(しゅうなんスカイ)」を開催。昨年建て替わった徳山ポートビルの屋上や「みなと広場」から観覧できる。同広場では、周南公立大学の学生らが「出張版大学祭」として子どものための縁日を開くほか、キッチンカー4台が出店し、アイスやピザ、焼き物などを販売する。
徳山駅北口駅前広場では、マルシェイベント「おさんぽまーけっと」を開催。手作り作家や飲食店ら約30組が出店し、アクセサリーや布小物、焼き菓子、弁当などを販売する。
青空公園では、アイドルグループ「Yamakatsu(ヤマカツ)」やキッズダンスチームらがライブイベントを開催する。地元飲食店による飲食ブースを設置するほか、園児が絵付けした「風鈴」を展示する。
徳山商工会議所の石川朋広さんは「工場夜景をバックに催すライトショーは、音楽と共に幻想的な光景が広がる。マルシェも同時開催となり、一日楽しめる」と話す。
開催時間は、おさんぽまーけっと=12時~17時、ステージイベント=16時30分~19時、ライトショー=20時~(主催者より開催時間変更の発表がありました)。