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周南で少年野球教室 松中選手や川崎選手などホークスOB6人が指導

打撃の様子を見守る松中さんたち

打撃の様子を見守る松中さんたち

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 福岡ソフトバンクホークスの元選手たちが指導する野球教室が8月31日、周南市の野球場「津田恒実メモリアルスタジアム」で開催された。

スポーツ少年団に指導する新垣さん、斉藤さん、摂津さん

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 福岡県・山口県に12店舗を展開する焼き肉店「蔵元」が地域貢献の一環として企画した野球教室。同社社長と親交があった同チームOBの松中信彦さんが、斉藤和巳さん、新垣渚さん、川崎宗則さん、摂津正さん、吉村裕基さんに声をかけ実現。徳山中央野球スポーツ少年団(周南市)・久保軟式野球スポーツ少年団(下松市)・旗岡スポーツ少年団(下松市)・やよいスポーツ少年団(光市)・大殿野球スポーツ少年団(山口市)・富田クラブ野球スポーツ少年団(周南市)の6チーム66人が参加した。

 教室では、投球・打撃・走塁に分かれてホークスOBが指導した。走塁を指導した川崎さんは「リードは横歩きするカニのように動いて」とユーモアを交えアドバイス。「カニカニ」と子どもたちと声を出しながら実践した。

 投球を教えた斉藤さんは「うまくなるには今日教えてもらったことや監督、コーチの指導をどれだけ続けられるかどうか。継続する力を身に付けてほしい」と話す。

 練習後はエキシビションが行われ、元投手の新垣さんがマウンドに上がり、各チームの代表選手と対戦。吉村さん、川崎さん、松中さんはバッティングを披露し、子どもたちが間近でプロのプレーを見学した。

 「蔵元」運営会社「エヌ・エヌ・ドゥ」(福岡市)の叶丈夫専務は「蔵元発祥の地である周南で野球教室を開催することができた。山口県にはプロ野球チームがなく選手との接点が少ない中、レジェンドの皆さんからの指導は貴重な機会となったと思う。この経験を生かしてもらえれば」と話す。

 指導を受けた富田クラブ野球スポーツ少年団の野村聖さんは「すごく楽しかった。たくさん教えてもらった打ち方、守り方、投げ方を発揮できるよう努力していきたい」と話す。

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