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周南市秋月に「パンとおやつのはるこめ」移転 庭に敷いた芝生で遊べるパン屋へ

来店を呼びかける店主の立山有里さんとスタッフ

来店を呼びかける店主の立山有里さんとスタッフ

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 「パンとおやつのはるこめ」(周南市徳山)が8月30日、周南市秋月に移転オープンした。

新築の「パンとおやつのはるこめ」外観

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 店主は立山有里さん。下松市星ケ丘の自宅敷地内に設けた工房「おやつ工房 haru・米」で、米粉を使ったパンやスイーツを販売してきた。移転では、製造や販売をよりスムーズにできる広さで、駐車場が確保できる場所を探していたところ、秋月の住宅地内にある段々畑跡を見つけたという。

 敷地面積は655平方メートル。店舗面積は63平方メートル。敷地内に5台分の駐車場を確保し、2階建ての店舗兼自宅を新築した。店舗に使う2階には、駐車場横のスペースからウッドデッキを上がって直接入ることができる。

 店内正面には、標本をイメージしたというショーケースを設置。子どもにも見やすいように、その日に販売するパンやスープを1品ずつ並べる。注文に応じ、スタッフが取り出して販売する対面方式を採用する。

 パンやスイーツには、化学農薬や化学肥料を使わす生産する「エコやまぐち100」に認定された山口県産の米粉のみを使い、「もちもち、ふわふわ」した食感が特徴という。

 ラインアップは、「チーズタルト」(324円)、「ゴロゴロチーズ」(270円)、「ココアロール」(216円)、「まるぱん」(140円)など。シフォンケーキやドーナツ、スコーン、サンドイッチ、オープンサンドなども用意するほか、「炒(い)り玄米の自家製塩麹(こうじ)のスープ」「日替わりスープ」(以上、432円)、コーヒー(486円)、カフェオレ(540円)、自家製梅ジュース(432円)なども販売する。

 立山さんは「『遊べるパン屋』をコンセプトに庭には芝生を敷き、シンボルツリーを植え、公園をイメージした。食べたり遊んだりとゆっくり過ごしてもらい、体も心も満足してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~18時。月曜・日曜定休。

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