DX(デジタルトランスフォーメーション)シンポジウム「地域創生とDX」が10月16日、周南市役所1階多目的室(周南市岐山通1)で開催される。
主催は周南公立大学地域DX教育研究センター。今月から同センターと「西京銀行地域DX共同研究講座」を開設する西京銀行が共催する。
「デジタルトランスフォーメーション」は、デジタル技術を駆使した製品やサービス、組織やビジネスモデル、人々の生活スタイルに変革をもたらすこと。
再来年4月に情報科学部の新設を目指す同大学のセンターが、「地域創生とDX」をテーマに、地域や中小企業におけるDXの導入や人材育成の方法などについて講演とパネルディスカッションを行う。
講演では、全日本空輸DX室イノベーション推進部担当部長・西郷彰さんや広島大学AI・データイノベーション教育研究センターの野村典文特任教授を講師に招く。パネルディスカッションでは、木島正明センター長がモデレーターを務め、講師2人と九州経済産業局産業人材政策室の平山由佳さん、同大学リサーチアドミニストレーターの江口博さんがパネラーとして参加する。
同センター研究員の酒井徹也さんは「企業や地域で実際に取り組んでいる人の話が聞けるので、自社にどのように取り入れるかを考えるきっかけになれば。企業に勤めている人だけでなく、データサイエンスに取り組む人材育成のため、学生や教育関係者にも参加してほしい。」と話す。
開催時間は13時~16時。定員は80人。参加無料。申し込みは周南公立大学地域共創センターのホームページで受け付ける。