周南市が10月11日、市のシティープロモーションサイトの記事を制作する市民ライター2期生の募集を始めた。
市民目線で街の魅力を発信しようと今年2月に始動し、12人が「周南市市民ライター」として活動している。観光スポットやグルメ情報、イベント体験レポートなどの記事を書き、同サイトやブログサービス「note」で公開。記事をまとめたウェブコンテンツ「みんなでつくる周南市ガイドブック」を制作した。
2期生に向け、周南市役所で11月5日と19日に「市民ライター講座」を開く。5日は、コンテンツプロダクション「Qurumu(クルム)」(宮崎県宮崎市)代表で、ひなた宮崎経済新聞編集長の田代くるみさんが、書くことの楽しさや地域が持つ魅力の引き出し方、構成力の磨き方などを伝える。
19日は、周南経済新聞の山下圭三編集長がネタ出しのワークショップを行う。
対象は18歳以上で、周南市に興味があり講座を2回共受講すること、講座中にnoteのアカウントを開設し、記事の投稿ができることを条件とする。これらの条件を満たし「市民ライター」として認定されたライターには、活動費として1記事当たり3,000円を支払う。
1期生の西山優歌さんは「記事を書くことで周南市の良いところを再発見できた。普段話ができない人たちとも関わることができ、充実した活動ができて楽しい時間だった」と話す。
市シティプロモーション課の小濱奈由多さんは「市外や県外からも反響があり、市民ライターの活動自体が周南市の魅力の一つになりつつある。気軽に参加してもらえれば」と呼びかける。
開講時間は、5日=10時~15時30分、19日=13時~15時。定員は約10人(応募多数の場合は抽選)。申し込みは10月31日まで、同サイトで受け付ける。