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下松・国民宿舎大城が新商品お披露目 お魚クッキーとヒラメの骨せんべい

お魚クッキー(左)と笠戸ひらめの骨せんべい(右)

お魚クッキー(左)と笠戸ひらめの骨せんべい(右)

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 国民宿舎大城(下松市笠戸島、TEL 0833-52-0138)の支配人とパティシエが10月24日、下松市役所を訪れ、新商品の「お魚クッキー」と「笠戸ひらめの骨せんべい」を国井益雄市長に披露した。

粉末のいりこを生地に混ぜたお魚クッキー

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 海洋環境保全に取り組む「海と日本プロジェクトinやまぐち」とのコラボ企画として、海との多様なつながりを生かし、独自性のある商品を開発しようと同ホテルが考案した。

 クッキーは魚をかたどった形で、県産の粉末いりこを生地に練り込み、アクセントに県産の塩をまぶしたという。同ホテルのスイーツブランド「小さな島のお菓子屋さん」の商品として、7日からホテルの売店で販売。限定200個を648円で提供する。

 骨せんべいは、廃棄する予定だったヒラメの胴体部分の骨をそのままに油で揚げた。現在、同ホテルでランチバイキング内のメニューとして提供している。

 当日は、保正秀幸支配人とパティシエの宮田貴章さんが国井市長に商品について開発の経緯や特徴などを説明した。試食した国井市長は「見た目も味もよく、おいしく食べられた。今後も限られた資源を有効活用し、商品開発してもらえれば」と話す。

 クッキーを開発した同ホテルパティシエの宮田貴章さんは「いりこの苦みが苦手な人もいるので、配合を調節し食べやすい味に仕上げた。魚が苦手な子どものおやつやお酒のお供など、さまざまなシチュエーションで食べてもらえると思う」と話す。

 保正支配人は「海洋資源を生かす取りかかりになればと開発した2つの商品。せんべいはかみ応えがあるので、よくかむことで素材そのものの味を楽しめる。レストランで海を見ながら味わってもらえれば」と呼びかける。

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