周南市中心市街地に芝生公園を設置する社会実験企画「Bit Miraiba(ビット ミライバ) もしもまちの真ん中が公園だったら」が11月3日、御幸通や徳山商店街一番街で始まる。主催は市民団体「周南市中心市街地活性化協議会 タウンマネジメント会議」。
同団体は昨年、中心市街地の20年後を描いた未来ビジョン「ミライバしゅうなん」を策定。今年は未来ビジョンに基づく社会実験第1弾として、御幸通や一番街の一部に芝生広場を設置した。「いつもの日常に、ちょっと(=Bit)した心地のいい居場所をつくる」をコンセプトに、市民に公園としての利用を呼びかける。
11月3日は、御幸通の約160メートルを歩行者天国にし、市民がくつろげるようテーブルやイス、ソファーなどを設置。約240平方メートルの天然芝生にはハンモック2台を用意する。ハマサキコーヒーボーイズ、83cafe、ベスビアーナのキッチンカー3台も出店し、コーヒーやピザなどを販売する。
11月5日から27日には、一番街の商店街通りや空き地に約100平方メートルの天然芝や人工芝を敷設。テーブルやイス、ベンチなどを配置する。キッチンカーなどの出店スペースも設ける。
同協議会委員の内山諒司さんは「この社会実験をきっかけに、市民が考えるまちの未来像を集めていきたい。まちづくりの機運醸成につながれば。遊び道具やお弁当、レジャーシートなどを持ってきて楽しんでもらえたら」と話す。
設置時間は、御幸通=10時~15時30分、一番街=10時~17時。