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田布施農工高生が特産品を使ったスイーツ開発 「マロ芋ンブラン」と「いもめろぱん」

両商品の開発に取り組んだ生徒

両商品の開発に取り組んだ生徒

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 田布施農工高校(田布施町波野)の生徒が開発したスイーツ「マロ芋ンブラン」と「いもめろぱん」の販売が11月5日、田布施地域交流会館(田布施町中央南1、TEL 0820-51-0222)で始まった。

サツマイモを再現した「いもめろぱん」

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 田布施農工高校の授業の一環として、田布施地域交流館と周南地域地場産業振興センター(周南市鼓海2)が産学連携で開発に取り組んだ同商品。同町の特産品を使い交流館菓子工房で加工できる物、来町のきっかけとなる「田布施らしいスイーツ」をテーマに、食品化学科2年生29人が7チームに分かれ、4月末に開発を始めた。レシピの改良や試作を繰り返し、2回の審査を通過した2商品を販売することとなった。

 「マロ芋ンブラン」(1,000円)は、焼き芋の角切りやソフトクリーム、ムラサキイモやサイツマイモのペースト、芋チップス、栗の渋皮煮、ぜんざいなどが入ったパフェ。開発に取り組んだ伊藤柚月さんは「芋チップスのパリパリ食感を出すことに苦労した。旬のサツマイモに栗と田布施の秋を感じてほしい」と話す。販売200個の数量限定商品。

 「いもめろぱん」(180円)は、紫芋パウダーを加えたクッキー生地で表面を覆い、中には黄色のサイツマイモペーストを入れたメロンパン。形を横長に仕上げ、サツマイモを再現し見た目にもこだわる。三好乃愛さんは「メロンパンは子どもから大人まで嫌いな人が少なく、焼き芋は交流館でも人気の商品と聞いている。多くのお客さんをメロメロにできたら」と話す。

 営業時間は8時~16時30分。

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