くだまつ笠戸島アイランドトレイル実行委員会が現在、下松市笠戸島で2023年2月12日に行われる同大会の参加ランナーを募集している。
トレイルランを通じ笠戸島の魅力発信や交流人口の増加を目標に2016(平成28)年から開催している同大会。標高200メートル以上の山々や絶景が広がる海岸沿いなどを走り、笠戸島を1周する30キロ(累積標高=1,660メートル)のロングコース、島北部を走る17キロ(累積標高=1,000メートル)のショートコースを用意する。大会プロデューサーはプロトレイルランナーで下松市観光大使の奥宮俊祐さん。
コロナ禍による2度の中止と延期を乗り越え、3年ぶりに開催した今年5月の大会には約330人が参加。完走を果たした。
6回目となる今大会は、コロナ禍前と同じ2月に開催する。募集定員は、ロングコース=600人、ショートコース=300人。河本寛之運営委員長は「前回は参加選手だけでなく運営ボランティアスタッフも最小限の人数での開催となった。今回は地元住民や高校生にも協力いただき、大会の一番の売りである市民挙げての温かい応援やおもてなしで盛り上げたい。ランナーだけでなく家族で楽しめる企画も準備している」と意気込む。
大会実行委員の山本裕也さんは「募集開始から約1週間、海外からの問い合わせもあり、多くのランナーにエントリーいただいている。全国からお越しいただき、笠戸島の絶景を楽しんでほしい」呼びかける。
参加費は、ロング=9,700円(22歳以下の学生=5,000円)、ショート=7,500円(同=3,500円)。募集は12月4日まで、ランニングポータルサイト「RUNNET」で受け付ける。