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徳山駅前再開発エリアに「グリーンリッチホテル」 観光需要に対応

藤井市長とグリーンホテル・ズ コーポレーションの岡村社長(中央右)

藤井市長とグリーンホテル・ズ コーポレーションの岡村社長(中央右)

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 徳山駅前再開発エリアに出店するホテル事業者が決定し11月29日、再開発関係者が周南市役所を訪れ、藤井律子周南市長にホテル概要を報告した。

再開発エリアのイメージ図(2021年作成)

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 再開発エリアに出店するのは、全国33カ所にビジネスホテルを展開する「グリーンホテル・ズ コーポレーション」(福岡県久留米市)。「グリーンリッチホテル 徳山駅前(仮称)」として2023年12月のオープンを予定する。山口県内では、岩国駅前店、山口湯田温泉店に次ぐ3店舗目となる。

 岡村隆裕社長は「周南市はコンビナートがあり出張者の利用も多い。駅前のにぎわいが魅力。ポテンシャルの高さが決め手となった」と話す。

 ホテル棟の延べ床面積は3226平方メートル。建物は鉄骨造12階建て。客室は3~12階部分に位置し、広さ17平方メートルのシングルルームを中心に117室を設ける。3階には大浴場を備え、1階は提携レストラン、2階は商業施設が入居を予定している。

 岡村社長は「時代の流れもあり観光客のビジネスホテル利用が増えている。観光需要に応えるため、シングルは当初計画よりも広めに設定し、大浴場も設けた。20平方メートルを超えるプレミアムシングルルームも用意し、ワンランク上のビジネスホテルを目指す。周南市全体の活性化に向け、一翼を担うことができたら」と話す。

 藤井市長は「これまでは日帰りやほかの地域に泊まる人も多かったと思うが、これを機に周南での宿泊が増えたらうれしい。一緒にいい街を作っていただけたら」と話す。

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