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岩国・周東町にインコ・オウム専門店 ひなの販売も

来店を呼びかける田中店長(右)

来店を呼びかける田中店長(右)

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 インコ・オウム専門店「Flap-Bird(フラップバード)」(岩国市周東町、TEL 0827-83-1506)が12月12日、オープンした。

7種のインコ約30羽を展示する「ふれあいルーム」

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 運営は、下松市切山の自動車販売店「フラップオート・ジャスティス」。2018(平成30年)年5月、従業員の田中佳子さんがボタンインコとモモイロインコを飼い始めたのをきっかけに、社長を中心に鳥好きが増え、社内でもオウムやインコを飼うようになったという。2019年9月、動物取扱責任者の資格を取得し、岩国市の同所で自家繁殖したヒナを販売していたが手狭になったことから、国の事業再構築補助金を活用し改装。インコやオウムと触れ合い体験ができるカフェ兼販売店としてオープンした。

 場所は、国道2号線沿いのセブンーイレブン周東町西長野店近く。2階建ての店舗外壁には羽を伸ばしたルリコンゴウインコの姿やシロハラインコやオウムのイラストが描かれている。店舗部分は2階のみで、約30平方メートルの「ふれあいルーム」と繁殖室を設ける。

 「ふれあいルーム」には、マメルリハやオカメインコ、ウロコインコ、シロハラインコ、ズグロシロハラインコ、オキナインコ、キソデボウシインコの7種類のインコ約30羽が展示されており、ふれあい体験ができる。大型インコ・オウム部屋では、ルリコンゴウインコ、アカオクロオウム、キバタン、タイハクオウム、ヨウム、ソロモンオウムを鑑賞することができる。

 ガラス越しにインコを眺めることができるカフェスペースには、カウンター5席、ベンチ2席を用意。セルフ式で利用できるドリンクバーや鳥専門雑誌などがそろう書棚を設置する。餌やおもちゃ、自家製の止まり木などの販売コーナーもある。

 ふれあいルームは予約制で利用料(40分)は、フリードリンク付きで中学生以上=1,200円、小学生=800円、3歳以下は大人1日つき2人まで無料。ドリンクバーのみの利用は500円。

 繁殖室では、マメリルハやコザクラインコ、サザナミインコなどを飼育しており、現在、シロハラインコ、コガネメキシコインコ、ウロコインコのひなも販売している。

 店長の田中さんは「ユーチューブでしゃべるインコを見て興味を持ち、立ち寄った鳥屋さんでボタンインコのヒナを手のひらに載せてもらったのが始まり。まさか4年後、鳥専門店の店長になるなんて思わなかった。中国地方ではまだ珍しいふれあいメインの鳥カフェ。鳥好きの人もそうでない人も楽しめる空間になっているので、気軽に連絡してほしい」と話す。

 営業時間は12時~18時。月曜、木曜定休。

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