光市観光協会が1月15日、初代内閣総理大臣・伊藤博文ゆかりのイチョウの葉を使った「開運イチョウカード」の販売を始める。
伊藤公記念公園(光市束荷)敷地内で収集したイチョウの葉を伊藤博文の写真が印刷されたカードにのせ、ラミネート加工した同商品。同所のイチョウの落葉を財布に入れておくと金運に恵まれるといううわさを踏まえ、光市観光協会が毎年販売している。
1月12日、束荷神社(光市束荷)で同カードの開運祈願が行われ、イチョウの葉の収集を手伝った束荷幼稚園の園児9人らが参列。森重美典神主は園児をねぎらいながらカードを手渡した。園児は「きれいな服が着られますように」「足が速くなりますように」「縄跳びが100回跳べますように」と、それぞれお願いしたという。
同協会の岡崎誠事務局長は「昨年は、宝くじが当たったとお礼の電話ももらった。何事もなく平穏無事に過ごせるよう願い、毎年購入されている方もいる。いろいろな願いを込めてもらえたら」と話す。
販売枚数は、伊藤博文の生誕年(1841年)にちなみ1841枚。その中に、肖像の襟元のバッジが金色に光るプレミアムカード30枚がランダムに含まれる。
価格は1枚500円。同協会のほか、伊藤公資料館で販売する。