周南公立大学生が制作した周南警察署のプロモーション動画「この街を守る」が現在、山口県警察の公式ユーチューブチャンネルで公開されている。
制作したのは同大学福祉情報学部3年生で、学園祭「ポプラ祭」の実行委員長を務めた松山航大さん。松山さんが制作した学園祭のプロモーション動画を見た周南警察署警務課警務係長の小林謙一警部補が完成度の高さに感動し、松山さんに協力を依頼した。快諾した松山さんと打ち合わせを重ねながら、1月中旬から撮影を始め2月上旬に完成。2月15日に公開した。
動画のコンセプトは「地元周南市の警察」と「子どもたちがあこがれるような、かっこいい警察」。約1分間の動画に、道の駅「ソレーネ周南」や「徳山駅前図書館」を歩く警察官の後ろ姿や、白バイやパトカーで工場夜景の見える周南大橋や海沿いの道を走る様子を収める。
松山さんは「依頼されての動画製作は初めてで、ドラマでしか見たことのない警察を、どう周南と結びつけながらかっこよく映像にまとめるか苦労した。動画制作はとても楽しく、今後も趣味として見る人に喜んでもらえるような作品を作っていきたい」と話す。
周南警察署は現在、松山さんとともに警察官採用募集を目的とした第2弾動画の制作も計画しているという。「警察官にスポットを当てた、親近感が沸くような作品にしたい」と意気込む。
小林警部補は「こちらの意図をくみ取ってくれ、思い描いていたかっこいい動画が完成した。第2弾の動画にも期待してほしい」と話す。