パン店「ジャンポール」(周南市桜馬場通1、TEL 0834-32-1688)を運営するフジイベーカリーが3月25日・26日、創業100周年記念のイベントを開催する。
1924(大正13)年4月に初代店主の藤井信一(のぶいち)さんが同所で「海軍御用達藤井パン所」として創業。1970(昭和45)年、フランスに修行に行った2代目藤井芳夫さんが店名をジャンポールと名付けた。2003(平成15)年に3代目先代社長の藤井百樹さんがベーカリーカフェとして本店をリニューアル。現在は、信一さんのひ孫で藤井康生さんが4代目店主として店を営む。
約10年前から定期開催してきた創立周年記念イベントを今年は、「100周年祭」として2日にわたって開く。両日は「国産牛ラクレットチーズドック」(1,080円)を50個限定で販売。しっとりした食感が特徴というパンに精肉店「肉のやまぐち本店」(周南市久米)の国産牛を鉄板で焼いて挟み、ラクレットチーズをかけて温かいまま提供する。店舗前では8時から「ミニ紅白あんぱん」まきを行い、100周年にちなみ日替わりでパンを100円で販売する。同店で使える1,000円から5,000円の商品券を進呈するくじ引き(参加費1,000円)なども行う。
藤井さんは「ご愛顧いただいているお客さまに感謝を伝えるため企画した。今後もジャンポールの名前を残せるよう、120年、130年と継続していきたい。お客さまに愛されるお店を目指して努力を続け、流行を取り入れたメニューや新商品を提供していければ」と話す。
ジャンポールの営業時間は8時~17時。