「くだまつ農山漁村ツーリズム協議会」が3月30日、下松市産の食材を使った「青パパイヤ麺」「下松産完熟トマトとエリンギのパスタソース」を完成させた。
両商品は、下松商工会議所や下松市観光協会、JA山口周南統括本部、山口県漁協周南統括支店、地元事業者などで構成する「くだまつ農山漁村ツーリズム協議会」が、観光客増と地元特産品の認知向上を目的に、2021年から地域資源を活用して取り組んだ特産品開発の一環。併せて同協議会は、観光体験コンテンツの造成にも取り組んだ。
「青パパイヤ麺」(300グラム=850円)は、下松市産の青パパイヤの葉を粉末にして練り込んだ乾麺。市場調査や試食を重ね2年がかりで完成させた。鮮やかな緑色のパパイヤの麺は、パスタやラーメンのほか、山口県民のソールフードといわれる「瓦そば」にも使える。
「下松産完熟トマトとエリンギのパスタソース」(1食入り=540円)には、市内で採れた完熟トマトと菌床栽培したエリンギを使った。
下松市観光協会・事務局長の原田裕章さんは「青パパイヤ麺は、もっちりとした食感とほのかな苦みがあり、癖になるおいしさ。トマトソースは、味の決め手として、下松産ニンニクと笠戸島レモンを使い、下松産にこだわっている。両方合わせて食べてもおいしいので、お土産やご自宅用に手に取ってもらえたら」と呼びかける。
同商品は、同観光協会案内所、ひらめきパーク笠戸島、下松商工会議所で販売する。
同商品の販売開始に合わせ同観光協会では、同商品など特産品のほか、体験コンテンツ、レンタルサービス、「くだまる」グッズ販売などのサービスをまとめた冊子「いくっちゃ!くだまつサービスガイド」を発行。注文はFAXで受け付ける。