蔦屋書店 周南市立徳山駅前図書館(周南市御幸通2)が5月29日、オープン以来初となるリニューアルを行った。運営はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(東京都渋谷区)。
書籍・コミックなどの本棚があった1階奥のスペースに机と椅子が並ぶ
2018(平成30)年2月にJR徳山駅に直結する「周南市立徳山駅前賑(にぎ)わい交流施設」としてオープン。同書店のほか周南市立徳山駅前図書館やスターバックスコーヒー、まちなか共創センターなどが入居する。今年で開館5周年を迎え、5月20日には来館者900万人を達成した。
文具や書籍・コミックなどの本棚があった1階奥のスペースに机と椅子を並べる。飲食可能な閲覧席とし、イベントスペースとしても活用する。文具や小物雑貨の取り扱いも増やした。
2階は駅の改札口と同フロアのため観光客にもアピールができるよう、同市をはじめとする県内のイベントチラシや県内の特産品などを陳列するスペースを拡充。セルフレジも導入した。同図書館の本を平台で展示するスペースを広げ、より本が選びやすくなったという。
同書店の浅井香恵店長は「自分用としてもギフトとしてもおすすめできる文具を取りそろえている。1階は開放的になり、店内が見渡しやすくなった。ゆっくりと過ごせる場所として足を運んでいただければ」と話す。
営業時間は8時~22時。