「近江焼肉ホルモンすだく周南徳山店」(周南市昭和通2、TEL 0834-32-1129)が6月14日、昭和通の交差点角、ファミリーマート跡にオープンした。
総合近江牛商社(滋賀県)がフランチャイズ店を含め全国で37店舗を展開する焼き肉店。契約牧場から仕入れた近江牛と地元の生産者から購入する近江米を使ったメニューを提供する。山口県内初出店となる同店は、市内で飲食店を3店舗営む「ぶんなげ」(北山2)が運営する。
赤い壁に描かれた牛の部位説明が目を引く店内に、木製の仕切りで区切られたボックス席を用意する。席数は、テーブル=50席。
肉は、備長炭を入れた七輪で焼く。七輪にはリング状の陶器を覆うように設置。同店によると、加熱した陶器から出る遠赤外線効果で肉がふっくら焼けるといい、焼いた肉を保温しながら置くスペースもある。
メニューは、「近江牛赤身ロース」(990円)、「近江米専用すだくカルビ」(924円)、「近江牛大判赤身焼きしゃぶ」(1,089円)、「近江牛Sirロイン」(1,969円)などの近江牛をはじめ「霜降りタン塩」(1,089円)、「特選ホルモンの盛り合わせ」(1,419円)などの肉のほか「近江米ライス」(99円~)、「盛岡冷麺」(869円)、「牛タンソーセージ」(869円)など。デザートには、滋賀県産の牛乳と近江牛の牛脂を使ったオリジナルのチョコチップ入り牛脂アイス(429円)を用意する。
ドリンクは冷凍フルーツを入れた「すだくサワー」(594円)や「すだくスカッシュ」「すだくジュース」(以上429円)のほか、「生ビール」(中=594円)、「カシスオレンジ」「ピーチウーロン」、梅酒、焼酎(以上429円)、ソフトドリンク(319円)などを提供する。
同店の吉永尚司店長は「日本三大和牛といわれる近江牛を一頭買いしている。肉の端材をソーセージやペットフードに加工し、余すところなく使うことで、リーズナブルに提供している。『昨日の焼き肉おいしかった』と、またすぐ来たくなるような店を目指したい」と意気込む。
営業時間は17時~翌2時。